2019年 花懸り 1
2020年 05月 04日
二番目の芝、花懸りは、獅子が、桜の樹に見立てた花笠の周りを舞いながら、花・幹・根を愛でるというストーリーで
獅子舞役者となった者が、一番最初に舞う芝と言われています。いわば初心者の芝です。
しかし、この芝をベテランの役者が舞うと大変見応えのある素晴らしい芝となります。
今までにも何回か、ベテラン役者による素晴らしい花懸りを拝見した事があり感動しましたが、
今回も、現在の獅子舞役者の中で、獅子舞役者歴35年・29年・28年のベテラン役者が舞います。
女獅子を舞う、獅子舞役者というハンドルネームの役者さんは、最年長の獅子舞歴35年の役者さんです。
大太夫を舞う鉄人さんは、2芝を連続で舞う事も出来るというタフで定評ある獅子舞歴29年の役者さん。
小太夫を舞うさだっちさんは、下名栗で写真を担当されている方で獅子舞歴28年の役者さんです。
そんなベテランの獅子舞役者と、今年初めてささらとなった小1・小2のささらっこが演じます。
下名栗でもささらを舞う女の子が少なく、数年前から男の子のささらっこが登場しました。
赤い着物を着ることもいとわず、胸を張ってささらを演じる頼もしい少年たちです。
まだあどけない少年たちです。良く似ているけれど兄弟でしょうか?
獅子舞役者となった者が、一番最初に舞う芝と言われています。いわば初心者の芝です。
しかし、この芝をベテランの役者が舞うと大変見応えのある素晴らしい芝となります。
今までにも何回か、ベテラン役者による素晴らしい花懸りを拝見した事があり感動しましたが、
今回も、現在の獅子舞役者の中で、獅子舞役者歴35年・29年・28年のベテラン役者が舞います。
女獅子を舞う、獅子舞役者というハンドルネームの役者さんは、最年長の獅子舞歴35年の役者さんです。
大太夫を舞う鉄人さんは、2芝を連続で舞う事も出来るというタフで定評ある獅子舞歴29年の役者さん。
小太夫を舞うさだっちさんは、下名栗で写真を担当されている方で獅子舞歴28年の役者さんです。
そんなベテランの獅子舞役者と、今年初めてささらとなった小1・小2のささらっこが演じます。
下名栗でもささらを舞う女の子が少なく、数年前から男の子のささらっこが登場しました。
赤い着物を着ることもいとわず、胸を張ってささらを演じる頼もしい少年たちです。
まだあどけない少年たちです。良く似ているけれど兄弟でしょうか?
着物の着付けに神妙な面持ち
緊張のあまり喉が渇いたのかな?なかなかな大物になりそうな君(^^)
君も、とっても落ち着いてるね。やはり大物になりそうな予感がします。
いつも周りに気を配る優しい人。ムードメーカー的な存在の獅子舞役者さん
レッドタオルがトレードマーク(^^)
獅子舞歴35年の大ベテランです。包み込む様なこの笑顔がいいですね。
いぶし銀の貫録、獅子舞2芝を掛け持ちして舞った後、『あと一芝出来る』と豪語する頼もしさ
「鉄人」の異名を持つ獅子舞役者歴29年のベテラン役者です。
鉄人さんの身軽さは下名栗一なのでは?と思えるくらい。ジャンプ力が半端ないです。
いつも優しい笑顔のさだっちさんは、子どもたちの記念写真を撮る時にも本当に優しいです。
わたしが初めて下名栗の獅子舞に出会った時、白刃の太刀を舞っていました。
『ハイ!ハイ!』の掛け声が小気味よく庭場中に良く響いて、とても印象的でした。
真剣な面持ちでスタンバイです。
スケート選手が、試合前に入念にスケート靴の紐を結んでいるシーンがありますが、
獅子舞役者も、こうしてわらじを入念に履いています。似ているなぁと勝手に毎回思っています。
激しい舞に、一つの芝が終る頃には、このわらじが擦り切れそうになっているのを見受けます。
昔ながらのわらじで踊るって凄いことだなぁと改めて思いました。
今年初めてのささらっこ、花笠は重いし、草履も履きづらいことでしょう。
元ささらっこだった笛方のお姉さんが、草履の鼻緒を調整してくれています。
自分の背丈と同じくらいある花笠を被り、ちょっと小首を傾げつつ、スタンバイです。
がんばれ!!新ささらっこちゃんたち。
社務所の前では、みんなが集まって、獅子舞役者やささらをサポートしたり声をかけ合ったりします。
緊張感の中にも和気藹々とした和やかさや、阿吽のうちに意思疎通する仲間のチームワークだったり
出場前のこの雰囲気がすごくいいなぁと思いながらいつも眺めています。
二番目の芝からは、親笛を先頭に笛方、ささら二人、獅子三匹、ささら二人の順番で庭場へと向かいます。
獅子とささらが定位置について、花懸りの芝が始まります。
笛の音色に導かれ、獅子舞は始まって行くのでした。
さすがベテラン役者さん、メリハリのある演技で胸が透く思いです。
後ろ向きで移動していた、ささらっこの草履が片方脱げてしまいました。
でも、めげずに一生懸命、摺りザサラを摺っています。
さすがにベテラン獅子舞役者三人、息の合った素晴らしい演技です。
花傘がフラフラしてしまうのでしょう、お姉さんささらっこがぴったりとホローしています。
大太夫のささこと呼ばれる所作
女獅子のささこ
小太夫のささこ
森の中で花盛りの桜の樹を見つけた獅子たち
綺麗な花だなぁと花を見る所作
次にはこのような綺麗な花を咲かせるのはどんなに立派な胴(幹)だろうと見ます。
女獅子と子太夫が同じ所作で庭場の中央に入って行きます。
高くジャンプ
次には胴を見ます。
小太夫と大太夫が庭場の中央で高くジャンプ
次には、太太夫に女獅子が中央に進みジャンプ
小太夫と大太夫がジャンプ
次には大太夫と女獅子がこのように次々と入れ代わりながら桜の樹を眺めると言う所作
最後にはどんなに素晴らしい根だろうかと、根元を眺める所作へと変わっていくのです。
by simonaguri
| 2020-05-04 00:44
| 例大祭